日に日に寒くなり、紅葉がどんどん進んでいますね。
大通公園の木々も色づき始めナナカマドやオンコの木(道外では「イチイ」と呼ぶそうですね)にも実が赤く生っていました。街にもずいぶんと赤い色が多くなってきたように思います。
時間がないので紅葉スポットまではなかなか行けないのですが、身近にも秋の片鱗を感じるようになってきましたね。
 
 
今日のコラムでは、バラの種子から採れる美容効果のとても高いキャリアオイル、「ローズヒップオイル」を紹介いたします。
様々な種類のバラがありますが、ローズヒップのキャリアオイルとなる主な種類は、「ロサ・カニナ」と呼ばれる種類です。
 「ロサ・カニナ」は自生する野バラで、花が終わると秋に赤い実をつけます。それがローズヒップと呼ばれるのですね。乾燥したものを砕いて、ローズヒップティーとしても多くの人々に楽しまれています。
 
バラの香りとは違ってやや渋みのある香りで粘度も高めであること、また、他のキャリアオイルと比べ高価であるため、大抵ブレンドして使用されます。
 
リノール酸・αリノレン酸など、不飽和脂肪酸やビタミンAを含む栄養たっぷりのオイルで、美容効果が期待できることから、フェイシャルマッサージに使用されることが多いです。
 
乾燥肌やシワが気になる肌に適しているとされ、皮膚細胞の分裂を活性化させるといわれています。日焼けの後やシミのケアにも効果を発揮してくれますよ。
 
エッセンシャルオイルを加える場合は、肌のキメを整えてくれる「ローズ・オットー」を加えるのがオススメです。シミのケアにはラベンダーで、香りも良くスキンケア効果が期待できるカモミール・ローマンもオススメです。
 
酸化がとても早いため、開封後は冷蔵庫での保管と早めに使い切ることを心がけてくださいね。
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