昨日のハンドケアとハンドマッサージについてのコラムの中で、蜜蝋(みつろう)クリームについて少し触れましたよね。今回は、その蜜蝋クリームの作り方を紹介いたしますね!
蜜蝋は、ミツバチが巣を作る際に分泌するワックスです。
天然の抗菌作用があり、肌の修復作用・肌荒れ・乾燥に効果を発揮してくれます。
この蜜蝋を使い、手作りのハンドクリームやリップバームを作ったり、虫除け効果のある精油とあわせて虫除けクリームを作ったり。たくさんのことに活用できますよ。
用意をするのは、蜜蝋、ホホバオイル(キャリアオイル)、お好みの精油。それだけです。
オイルは酸化しにくいホホバオイルをおすすめしますが、他のキャリアオイルでも問題ありません。
クリームを作る場合の基本となる割合は、オイル10mlに対して蜜蝋2g(だいたい小さじすり切り1杯程度です)、精油2滴(お好みで調整してくださいね)です。
ちなみに、キャリアオイルの量を減らしてもう少しかたく作ると、リップバームになりますよ。
①ビーカーなど耐熱容器にホホバオイルなどのキャリアオイルと蜜蝋を入れ、弱火で湯煎しながらよくかき混ぜます。
②しっかりと蜜蝋が溶けたのを確認したら、小瓶などの容器に移してお好みの精油を加えましょう。ここでもよくかき混ぜてくださいね。
③容器の底の方をトントン叩いて空気を抜いたら、冷めて固まるまでそのまま置いておきましょう。
④固まったら、フタを閉めて完成★
ハンドマッサージにも使えちゃう、万能クリームの完成です。
レモングラス、ゼラニウムなどの精油を加えれば、虫除けクリームになりますよ。
光毒性のある精油は使用を控えてくださいね。
これからの季節、乾燥と戦うためのステキな武器として活用してみてください。