マッサージという分野に関して、その名前がたくさんありすぎて困ってしまう、という時がたくさんあるように思います。
マッサージ、とはなにか。
マッサージというのは、そもそも論として日本国内においては「指圧あんまマッサージ師」の専門業務として位置付けられておりまして、国家資格である指圧あんまマッサージ師の資格を保有している人でないとマッサージを業務として行うことはできない、と「法律的には」言われています。
大手マッサージ店の看板をよくご覧になっていただくとわかるかと思いますが「ボディケア」という名前などで、コースを選ぶようになっていることがわかります。これは法律的な部分をクリアするための苦肉の策と言っていいのではないでしょうか。
当店では「マッサージ」という言葉を使っていますが、これは「一般名詞として」の位置付けで考えています。マーケティングの意味合いが強いということでございます。
インターネットのキーワード検索まで、マッサージという言葉を制限するというのは今やすでに時代遅れなものだと思っています。ではマッサージチェアを売っているお店はどうやってインターネットで集客をすればいいのでしょうか?マッサージというのはすでに一般に定着した「名詞」だと思っていますがいかがでしょうか?
メンズエステ、とはなにか。
メンズ=男の人、が受けるエステ、ということでしょうか。大手エステティックサロンが10年ほど前からエクゼクティブを中心にエステメニューを提案し、CMをじゃんじゃん流していた時期があったように記憶しています。
男性のフェイシャルエステやボディエステなど、女性と同様に「キレイになる」ために必要な様々なエステメニューが用意されているようですね。
一時期「エステ商法」などが問題視されていたこともありましたが、いまでも「お試し」ではすごくリーズナブルな料金で、エステの体験ができるようです。
しかし、ここ札幌をはじめ、大都市圏では「メンズエステ」といいますと「男性をメインのお客様とした、アロマオイルのマッサージ」という印象が強いように思います。
そして、だいたいが「警察24時」などに代表されるような「違法エステ店」と言われる形で摘発対象となってしまうような悪いイメージがついてしまっているのも事実かもしれません。
メンズエステとアロママッサージは「同じもの」??
そもそも、メンズエステ=アロマオイルマッサージ という言葉で定義している方もいらっしゃるようで、言葉の定義というのはとっても難しいと思います。
それじゃぁエステ=マッサージなのか?と聞かれますと、それも微妙にちがいますよね。と思うわけです。
マッサージにまつわる言葉は、人によって大きく異なるようで、それが一種の誤解や、偏見を生んでいるのかもしれませんね。
更には、地域によっても呼び方が違うようです。
うーん、ここまで来ると、定義を明確にする、と言うのは難しいのかもしれません。
だからこそ、当店のようなお店は、あえて「健全なリラクゼーションです」などと言わなくてはいけないのですが、それはそれで、仕方の無いことなのかもしれませんね。
お客様には「しっかりと運営しているお店」を選んでいただけるよう、私どももしっかり努力していかなくてはいけないと思います。