すっかり春めいた日々が続いていますね。
アンジェリカルート 「天使のハーブ」について
さて、本日のコラムでは、川辺など水の近くで育つ、アンジェリカルートというハーブの精油を紹介いたします。
ヨーロッパでは古くから活用されてきたハーブで、協会の庭で栽培されていることが多かったとか。
大天使ミカエルの日に花が咲いたため、「天使のハーブ」とも呼ばれていました。
また、「精霊の根」とも呼ばれており、協会では神聖な植物として扱われていたようです。
根はハーバル調の香りで、重厚な甘さを持っています。種子には、軽い甘さと青臭さがあります。
ココロを安らかに、抗菌作用やストレス解消効果が期待できるアロマ
心のケアとして、精神面で利用されることの多い精油です。
鎮静作用や、精神を安定させる作用があり、うつ状態や情緒不安定、ストレスや不眠など様々な場面で利用することができ、心を穏やかに安らかにしてくれます。不安を感じているとき、落ち込んでいるときなどにぜひ試していただきたい精油ですね。
カラダへの作用としては、消化不良、免疫力低下、関節炎、リウマチ、冷え性、腰痛などに効果があるとされ、去痰、鎮咳、抗炎症などの作用により、呼吸器系のトラブルを緩和してくれるという効果も期待できます。
抗菌、抗ウイルス、抗アレルギー作用もあるため、風邪などの症状にも活躍してくれます。
お肌に使われることは少ないですが、代謝を促進する作用を持っている精油ですので、疲れてしまった肌やくすんでしまった肌に透明感を呼び戻す効果が期待できるとされていますね。
アロマトリートメント・アロママッサージはもちろん、アロマバス、お肌へのケア、芳香浴にも向いている精油といえますが、香りが強いため使用は少量で十分です。
妊娠中の使用は避けていただき、光毒性があるため塗布の直後はおひさまに当たらないようにしてくださいね。
敏感肌の方も、注意が必要です。