函館では、桜の開花が宣言されました。
北海道にも、やっと、やっと、春が上陸したといった感じでしょうか。
札幌の円山公園の桜も、今週末には開花するのではないかという予想です。
また、雨が降ったり晴れたりと忙しい天気が続いた数日ですが、気温は少し上がってきましたね。
毎年、満開の桜を眺めながらゆっくりと公園や近所を散歩していると、癒されてゆく感覚を覚えます。
桜のみならず、こぶしの花やチューリップなどのお花が咲き始めたのを眺めて歩いていると、なんだかいい気分になりませんか?
お花から採られる精油の癒し効果については、これまでのコラムでも書いてきました。
では、そのままのお花は、ひとにどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。
生活の中で一番よくある花と触れ合う機会は、お部屋に飾ってあるお花ではないでしょうか。
お部屋にお花が飾ってあるとないとでは、実は大きく違うんですよ。
お花のある部屋では、リラックス効果やストレス軽減が期待できます。交感神経と副交感神経の活動が、お花があることで変化してゆくことが医学的に証明されているようですよ。
毎日の疲れには、食卓に飾ることで食事やお茶の時間に癒やしを。
お仕事での疲れには、デスクに観葉植物などを飾ると、ふとした瞬間にほっとすることができますよ。
なんとなく元気がない時には、華やかで美しい色のお花をリビングや自室に飾ると良いですよ。
お花だけでなく緑の植物にもリラクゼーション効果がありますので、忙しくてお花の世話はしていられない!という方にも、あまり手のかからない植物を選んでいただくことで生活の中に気軽に取り入れていただくことができます。
見て、触れて、飾って、匂いを楽しんで。
たったそれだけのことで、いつもの生活にちょっとした癒やしが生まれ、リラックスした時間を感じられるとしたら。試してみるのも良いとは思いませんか?
ちなみに、冒頭で触れた桜ですが、精油として楽しむことはできません。抽出がとても難しいようです。
様々な精油をブレンドして、似た香りを作ることで桜の香りを表現していることもありますが、本当の桜の精油はないのですね。
もし桜の精油があったとしたら、とても上品で優雅な香りのなかオイルマッサージを楽しめるのではないかと、この季節になるといろいろ妄想します。