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マッサージの「フェアリー」です!
何年もコラムを書いていると、精油やオイル等マッサージ関連の話題は同じことを何度も書いてしまうことになります。。。
それがすごく嫌なのですが、お菓子や季節の食べ物くらいしか特に日常にネタもないですし、仕方ないですね(´;ω;`)ウッ…
というわけでして、今回は久しぶりに精油のお話をしようかと思います!
香りはお好きですか?
最近ではアロマ男子(?)も増えてきたようで、アロマ関係のイベントや講習に赴きましても男性の姿をみかけます。
きっと、お部屋は芳香剤とは違う精油のいい香りなんだろうなぁ…寝室にディフューザーとか普通に置いているんだろうなぁ…などと想像してしまいます(妄想癖があります/笑)
アロマや精油について特に興味がないような方でも、キツイ芳香剤のような人工的な香りは苦手だけど精油の香りはわりと平気かも…ということが少なくないのではないでしょうか。
香りが苦手な方でも、精油は薄めて楽しむことができますので、ぜひ試してみていただきたいなと思います☆
お部屋の中でも、何かの瞬間に、うっすらお花などの良い香りがするかも…?というのは素敵ですよね〜。
薔薇の精油。薔薇の香り。
何度かこちらのコラムやブログでも紹介させていただいている、薔薇の精油。
とっても人気のある精油ですよね。
私も学生時代にローズの精油を初めて買ったのですが、ずーっと小瓶に鼻を付けているレベルで香りを楽しんだことを覚えています(笑)
さて、そのローズの精油ですが、お高めのものがほとんどですが精油を扱っているショップなどでもよく見かけますよね。
よくみると、同じ薔薇の精油なのに、「ローズ・オットー」と「ローズ・アブソリュート」と名の付いている2種類があることに気が付きます。
このふたつ、いったい、何がちがうのでしょうか…?
ローズ・オットーとローズ・アブソリュートの違いって?
精油に使用されるローズの代表的なものは、「ダマスクローズ」と呼ばれる薔薇です。
他にも数種あるのですが、ダマスクローズが一番有名ですよね。
オットーもアブソリュートも同じ薔薇から作られる精油ですが、実はその抽出方法が違うんですよ〜。
ローズ・オットー
精油の抽出法にはいくつかございますが、ローズ・オットーは水蒸気蒸留法で抽出された精油のことです。
ダマスクローズなどの薔薇から水蒸気蒸留法により抽出されたものを 「ローズ・オットー」というのですね!
ローズ・アブソリュート
先程のローズ・オットーは水蒸気蒸留法でしたが、ローズ・アブソリュートは薔薇の花を溶剤抽出法で抽出された精油のことを指します。
その抽出法により、オットーよりも濃厚な薔薇の香りがします。
ちなみに…
このふたつは、抽出法の違いにより成分に違いがあります!
オットーは、シトロネロールをメインやゲラニオールの割合がアブソリュートよりも多いです。
そのため鎮静作用や免疫調整作用に優れており、スキンケアやオイルトリートメントなどのマッサージに使われることが多いですよ!
アブソリュートは、フェニルエチルアルコールの割合がオットーよりも多く、そのためより濃厚な薔薇の香りを楽しむことが出来ます。
ですので、作用よりも薔薇の香りを楽しみたい時に使われることが多いです。
ダマスクローズといえばブルガリアですよね。
現在はバラの種類にはかかわらず、抽出方法によりオットーかアブソリュートかが判断されるものが多くなっているようですが、本来は、ブルガリア産のダマスクローズから水蒸気蒸留法で抽出されたものだけを「ローズ・オットー」と呼んでいたようです。
今では、ダマスクローズ以外の薔薇でも、水蒸気蒸留法で抽出された精油は「ローズ・オットー」。溶剤抽出法で抽出された精油は「ローズ・アブソリュート」と呼ばれていることが多いですね。
こだわりがある場合には、ローズの種類もきちんと確認してから購入されるのがオススメです。
久々の精油のオハナシでしたが、いかがでしたでしょうか?
食べ物や遊び以外のオハナシもちゃんとできるんですよ(笑)
これでもセラピストですから(๑>ㅂ・๑)♡*. °
たまには真面目なことも書いてゆきますので、今後もよろしくお願いいたしますねm(_ _)m
それでは、本日もよろしくお願いいたします☆
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