いつもご覧いただき、ありがとうございます。久々のコラムです。
忙しさにかまけて、ほとんどコラムを書いていませんでしたが、またできるだけ頑張って書いてゆきますね。
日中の気温もほとんど上がらなくなりましたね。
朝起きたら、もう真っ白で、本格的に冬がきたなと思いました。
札幌もとうとう根雪になるのでしょうか?
さて。今日は、「イブニングプリムローズオイル(月見草油)」を紹介いたします。
子どもの頃に初めてこの名を耳にした時、なぜかロマンチックなものを感じてしまったのを今でも覚えています。
なんだかステキな名前ですよね。
月見草の種子から低温圧搾法でとられるこのオイルは、アメリカの先住民たちの間では「王の万能薬」とも呼ばれ、いろいろな症状に効果がある薬草として使用されていました。
このオイルには、植物には珍しいとされるγ-リノレン酸が約10%ほど含まれています。
このγ-リノレン酸は、出産直後の母乳に多く含まれる貴重なリノレン酸成分で、免疫力を高めたり、新陳代謝を活発にしてくれます。
ホルモンのバランスを整えてくれる作用もあり、女性特有のPMSや更年期障害などに効果があるとされています。
ホルモンバランスを整えてくれる作用のあるオイルは他にもいくつか紹介してきましたが、このイブニングプリムローズはサプリメントなどの形で内服用もあるとのこと。
女性の強い味方になってくれそうなオイルですよね。
アロマトリートメントなどで肌に得られる効果としては、アトピーやアレルギーなどの
肌の炎症を抑えてくれたり、老化や肌荒れ・ひび割れにも効果が期待できます。
リノール酸も多く含むため、お肌に潤いを与え、保湿効果にも優れていますよ。
ほんのりと甘い独特の香りを持ち、少し粘度がありますが伸びの良いオイルですので、トリートメントオイルとして人気があります。他のオイルに加えて使用されることも多いですね。
とても酸化しやすいオイルですので、保管には注意が必要です。開封後は冷暗所で保管し、早めに使いきりましょう。