タラソテラピーというリラクゼーションがありますが、聞いたことはありますでしょうか?
海を利用したリラクゼーションのようだ、という程度の認識の方が多いのではないかなと思います。この癒し効果があるとされる「タラソテラピー」とは、一体どのようなものなのでしょうか。
タラソテラピーは、「海水」・「海草」・「海泥」を用いて行われるフランスが本場の「海洋療法」です。
日本では美容法の一種であるという見方をされがちですが、なんとフランスではその一部が健康保険の対象となっているそうですよ。
最近は、美容法としてだけではなく健康法として、年配の方たちにも人気が出ているリラクゼーションなのです。
「タラソプール」と呼ばれる海水のプールの中で行われるこのリラクゼーションは、海水に含まれるイオン化されたミネラルを 肌から直接細胞へ取り込み、からだの機能の活性化や体質改善など、様々な効果を期待できます。
また、生暖かい水温の中で歩行などを行い、凝り固まってしまった筋肉をゆっくりとほぐしてゆくという効果もあるとのこと。海水ですので浮力もあり、とても気持ち良さそうですね。
以前にご紹介しました、「オーシャン・マッサージ」に似た部分があるようです。
正確には、タラソテラピーというものは10種類の療法にわけられています。そのうちのひとつである海水入浴療法は、全身の皮膚から直接ミネラル成分を取り込むことができるということで、10種のなかでも最も重要な施術といわれています。これが主に「タラソテラピー」と呼ばれているのですね。