エフルラージュ、そしてフリクションというアロマトリートメントの手技を 先日からこちらのコラムで紹介いたしました。アロマトリートメントの基本的な手技は、4つほどあります。
今日のコラムでは、「ニーディング」という手技を 紹介してゆきますね。
このニーディングという手技は、オイルマッサージのなかで特に独特な動きをするものです。まるでパンの生地を捏ねるように、からだのお肉をこねてゆきます。主に、背中・お腹・太ももなど、脂肪や筋肉の多い柔らかい部分を 揉み解してゆくことに使われる手技です。
ニーディングは、皮膚・脂肪・筋肉をほぐし、血行を促進して新陳代謝を良くするという目的のもと行われます。痩身エステに行くと、お肉をこねられますよね。あれはこのニーディングという手技だったのですね。
指先でつまんでしまうと、痛みが出てしまいます。指の関節は曲げず、指の付け根からお肉を掴むような感覚で行いましょう。
また、痩せている方に行う場合やあまりお肉がない部分に対しても、無理に掴んでこねようとしないことも大切です。そういった部分には、手を滑らせるような動きだけでも十分なのです。
大切なのは、この2つでしょうか。
以前、痩身エステでニーディングを受けたことがあったのですが、この点が守られているととても気持ちのよいマッサージで、しかもお肉が減るという、とっても嬉しい手技でしたよ。