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秋の長雨?

「秋雨」というものでしょうか?
本日は良いお天気でしたが、最近なにやら雨の日が多い札幌です。今週もまだ雨の予報が出ている日もありますね。
ただ、しとしとと降り続く雨…というわけではなく、随分と緩急が強いですよね。狐の嫁入りなども頻繁に見られます。
ちなみに。「狐の嫁入り」という表現は、日本のみではなく海外でも使われます。

昔はこんな振り方はそんなに多くなかった気がするのは、私だけでしょうか…?
昨日、日中にどうしてもスーパーへお買い物に行きたくて外出したものの、急に雨脚が強まったためにびしょ濡れになってしまった中のひとです…。
スニーカーがびしょびしょに。昨日はセラピストとしてのお仕事がお休みで良かったです…。

雨の日の精油については以前ご紹介いたしましたが、今日はまたちょっと違った角度から雨の日の精油を紹介いたしますね。

鬱陶しいのに落ち着くこともある、あの雨の匂い。

雨が降る直前や降っている最中、雨の匂いと言われるものがしますよね。
厳密にはなんの匂いなのか、子どもの頃などはよくわかっていませんでしたが、きちんと理由があってあの匂いがするのですよ。
雨の匂いには、正体があるのです。

雨の匂いの原因物質とれているものは、主に2つあります。
ひとつはペトリコール。雨が降った時に、地面から上がってくる匂いを指します。ギリシャ語で「石のエッセンス」という意味です。
植物が土壌に発する油が、地面が乾燥している時に粘土質の土壌や岩石の表面に吸着されます。それが、雨によって土壌や岩石から放出されることにより臭いも放出されるとのこと。これがあの独特な匂いの正体なのですね。
ただこのペトリコール、激しく雨が降ると洗い流されてしまうそうで、正しくは「雨が降る前・雨が振りそうな匂い」ということですね。

もうひとつは、湿っぽいあの匂い。あれはゲオスミンというそうです。
有機化合物の一種で、ギリシャ語で「大地の匂い」という意味です。雨粒が地面を叩くことで土の中の微生物が作り出す化学物質で、土の匂いと表現されることも。
土がないとしない匂いなので、東京などコンクリートジャングルである都会の真ん中では、あの匂いをかぐのは難しいかもしれませんね。

雨の日の傘、あの臭いを精油で消せる!?

ところで。傘に、イヤーな臭いがついていること、ありませんか?
前回の雨で使った傘を すぐに乾かさずにそのまま放置してしまうとついてしまうあの臭い。
あれは、濡れたままにしたことで発生してしまうカビや雑菌の臭いなんですよ。次の雨の時、広げてそのまま差そうとしようものなら…はい、ご想像におまかせいたします…。

お気に入りの傘に臭いがついてしまった時など、最悪ですよね…。
でも、この嫌な臭いがついてしまった傘ですが、お手入れの方法があります!

まず、台所用洗剤(中性のもの)を薄めて、スポンジに含ませましょう。そのスポンジで、傘の表裏をきちんと拭きます。
きちんと拭けたら、今度は水を含ませたスポンジで表裏を隅々まで拭きましょう。この後、アロマスプレーをかけるのですが、

〈傘用アロマスプレーの作り方〉

水…40ml
エタノール…10ml
お好みの精油…10滴ほど(菌の繁殖を抑える効果のある、ティートゥリーが一番良いと懐いますが、
カモミール・ローマンやラベンダーなどもオススメです)

このアロマスプレーを作り、傘の表裏にふきつけたら、風通しの良い場所で陰干しして十分に乾かします。
仕上げに、防水スプレーを!
これで今ある嫌な臭いも取れ、この先も嫌な臭いがしづらくなります!

雪の季節になるまで、まだ雨は多いです。
精油を使ってお手入れをして、気持ちの良い傘を差せば、雨の憂鬱も少しは軽減されるかもしれませんよ☆