【アロマオイルの種類について〜ゆず編〜】
繊細で瑞々しく、ほんのりとした甘さに爽やかな苦味を持ち、日本人にとても馴染み深いゆず。檜や紫蘇などと共に、親しまれている和の香りです。
昔から日本人は、果皮や果汁を 香り付けや薬味、調味料として使用してきました。邪気を払う果物としても扱われ、冬至の日にゆずの果実をお風呂に入れゆず湯に入る習慣は、今も見受けられますよね。
ゆずの香りは、疲れたこころを癒し、気分を優しく高揚させ、和やかなこころを持たせてくれます。強い刺激はなく、リラックス効果の強いアロマオイルですので、眠りにつく前のバスタイムやベッドサイドで活躍してくれそうです。
疲労を回復させる効果があり、特に、血液の流れを良くするといわれ冷え性の改善に効果があります。ゆず湯の習慣も、からだを温めて、冬の風邪や病気から身を守る為のことだったのでしょう。
女性に嬉しい保湿への効果も期待でき、冬の水仕事でできてしまったひびやあかぎれにも有効です。
他の柑橘系のアロマオイルとは違い、光毒性は少ないと言われていますが、使用後は日光を避けてください。また、敏感肌の方も、少々注意が必要ですので、お肌の様子を見ながら使用してくださいね。